2024/03/01
玄米は栄養価も高く健康にもいいのですが、白米と比べると消化に時間がかかります。
健康な方であれば玄米を食べてもまったく問題ありませんが、お子様であったり、胃腸が弱っている場合などはきちんと消化できず、せっかくの玄米の栄養を吸収できないばかりか、玄米を消化できないことでかえって胃腸の調子を悪くしてしまうこともあります。
そのため、玄米食に切り替えたことによっておなかの調子が悪くなったりした場合などは無理せず白米に戻して下さい。
また、普段玄米を食べている場合でも、胃腸が弱っている時などは無理せず白米やおかゆなどにするか、玄米を召し上がる場合でも、玄米粥や、長時間水に浸けたり、圧力鍋で炊くなどしてできるだけ軟らかく消化に良い状態の玄米を召し上がってください。
発芽玄米と白米を混ぜて召し上がる方法もあります
玄米よりもしっかり水に浸漬させた発芽玄米は、炊き上がりも柔らかくなり、また白米と同じように炊けるため、消化の良い白米と一緒に炊くこともできます。
(通常の玄米を白米と混ぜて炊くと、玄米が固めに炊き上がってしまいます)
玄米食をはじめる際に消化に不安がある場合は、発芽玄米と白米を混ぜ、徐々に発芽玄米の比率を増やして行くと食べ慣れやすいかもしれません。
LINK:発芽玄米とは?
なお、発芽玄米は自宅でも簡単に作れます。
(自宅で作ったほうが美味しい発芽玄米に仕上がります。)
LINK:自宅で作ると美味しい!発芽玄米の作り方
お子様が玄米を食べ始められる年齢
お子様が玄米を食べ始められる年齢に関しては、お子様の胃腸の調子などにもよるので一概には言えませんが、3歳ぐらいから食べさせている方もいるようです。
ただ、できるだけ軟らかく炊いてあげるようにしたり、始めは発芽玄米にして白米と混ぜて食べ徐々に玄米食に慣れさせるなどした方がいいかと思います。
いずれにしても、お子様の体調をよく見ながら、玄米食にするようにしてください。