2017/10/07
黒瀬農舎では、ご自宅で簡単に作れる発芽玄米つくりをおススメしています。(発芽玄米の作り方はこちらを参照)
玄米は、乾燥・調製方法や貯蔵、また栽培期間中の環境によって、発芽がキレイに揃わない場合があります。
乾燥や貯蔵などは気をつけて作業していますが、栽培中の環境条件による影響で、栽培した年や田んぼによって発芽率が悪かったり、最終的な発芽率はよくても、発芽に時間がかかったり、バラつきがあったりします。
そのため、我が家の玄米がきちんと発芽するか、またどのような発芽の傾向があるのか(通常より時間がかかる/ばらつきがあるなど)を説明できるように定期的に試験をしています。

寒いため30度前後に保温した状態の水の中で発芽試験

発芽した玄米からランダムに30粒程度を抽出して発芽率を確認
今回は田んぼの違う2種類のお米を検査。
【サンプルA】27粒中26粒発芽(発芽率:96.2%)
【サンプルB】28粒中26粒発芽(発芽率:92.8%)
※2018年1月3日~4日試験。2検体とも農薬不使用あきたこまち(29年度産)
最低でも85~90%程度の発芽率であれば問題ないと考えていますので、今回の発芽試験は問題ありませんでした。