2024/03/01
黒瀬農舎は、米どころ、秋田県大潟村で「あきたこまち」を栽培しています。
直接、個人のお客さんなどに黒瀬農舎の名前をつけて販売しているため、収穫量よりも味を重視しています。
また、皆さんに安心して食べてもらえるお米をお届けできるかを考えて栽培しています。
黒瀬農舎と玄米
黒瀬農舎では農薬をできるだけ使わないお米作りを心がけており、一般的な栽培では、お米やお米のヌカ部分への農薬の残留に不安を持たれる方々などから玄米食用の玄米を多くご注文頂いております。
現在、黒瀬農舎で個人のお客様にお届けしている農薬を使用しないお米の4割程度が玄米での出荷となっています。
さらに、我が家では発芽玄米の作り方などもご案内しており、それとあわせて玄米の発芽試験なども定期的に行うなどして、発芽玄米食をされる方にもご安心していただけるよう努めています。
また、「あきたこまち」は、モチモチとした食感に特長のあるお米のため、玄米で炊いた時もパサつきにくく、玄米食に向いています。
詳しい情報はこちらを→→→→あきたこまちが玄米食に最適な理由
放射能検査について
2011年以降、毎年、玄米や米ぬかなどの放射能検査(検出限界 1Bq/kg)の検査を行っています。これまで42点(2011年産~2016年産)のサンプルを検査し、放射能が検出されたことはありません。
また、秋田県が毎年行う全市町村の玄米の検査でも、これまですべて不検出でした。したがって秋田県内でお米の放射能が検出されたことはありません。
その他に、黒瀬農舎で使用する主要な資材(元肥)についても定期的に検査を行っておりますが、放射能が検出されたことはありませんでした。
黒瀬農舎の玄米
黒瀬農舎では、安心して食べてもらえるお米をお届けするために、農薬を使用しないお米((特)区分のおコメ=無農薬・農薬不使用)や、農薬を除草剤1回だけしか使用していないお米((減)区分のおコメ=減農薬栽培)の2種類のお米を栽培しています。
理想は環境への負荷も少ない完全に農薬を使用しない栽培方法だけにすることが望ましいのですが、除草にかかる手間をカバーしきれないことなどもあり、一部の田んぼでは除草剤だけ使用し、農薬をまったく使用していないお米と、除草剤を1回だけ使用したお米にわけて販売を行っています。
栽培方法
特区分・玄米 (農薬・化学肥料不使用(無農薬))
農薬化学肥料一切使っていません。
減区分・玄米 (減農薬)
除草剤だけ一回だけ使っています。
黒瀬農舎の玄米関連商品の情報はこちらのページから!
→→→→黒瀬農舎の商品一覧(玄米関連)
参考:残留農薬について
収穫される玄米に、栽培中に使用した農薬が残留するのは、一般的に穂が出てから(米粒ができてから)と言われています。
大潟村のあきたこまちの穂が出る時期は例年8月上旬ですが、我が家で除草剤を使用しているのは田植後1週間程度(6月初旬)の1回のみですので、お米(玄米・米ぬか)への散布した農薬の残留はないと考えています。
※一部、残効性の高い殺虫・殺菌剤でそれ以前に散布した場合も残留するというデータもありますが、その恐れのある農薬については一切使用しておりません。
参考情報:玄米と残留農薬の話